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FXの環境認識とは | 確認するべき2つのポイントと最短で身に付ける方法を徹底解説
こんにちは!kojirouです!
本記事では
- FXの環境認識とは?
- 環境認識のやり方は?
- 確認するべきポイントは?
- どうやって身に付けるべき?
などの疑問を解決します。
結論、FXの環境認識は「必ず身につけなければいけないスキル」になります。環境認識ができていないと無駄な損失になったり、よくわからないポイントでトレードしてしまうことになります。
この記事では環境認識の必要性や注意すべきポイント、更に最短で環境認識を身に付ける方法を解説していきます。
本記事を読めば環境認識が正確にできるようになり、自信をもってエントリーすることに繋げることが可能になります。
環境認識とは
環境認識とは現在のチャートをみて
- どうなれば買っていけるのか?
- どうなれば売っていけるのか?
- どこまで待つ必要があるのか?
- エントリーしても問題ないのか?
などを確認する作業です。
環境認識をせずにトレードを行うと「今のレートは上昇しているから買いだ!」とエントリーをしても、すぐに逆行して損失になる可能性があります。
そのようなことにならないように複数足のチャートを確認してトレードすることが環境認識であり、勝つために必要なスキルになります。
環境認識の方法
環境認識を行う方法は上位足から方向を確認していく「トレンドの把握」です。トレンドを把握していないと
- 上方向に優位性が上昇トレンドなのか
- 下方向に優位性が下降トレンドなのか
- どちらでもないレンジ相場になのか
まったく分からない状況でトレードしてしまうこと繋がり、無駄な損失やエントリーした瞬間逆行してきたりします。
環境認識は複数の足のトレンド方向を確認していくことから始めましょう。トレンド方向はダウ理論を用いて確認します。
- 週足
- 日足
- 4時間足
- 1時間足
- 15分足
週足
下記のチャートはドル円の週足の状況です。
現在のレートは高値更新・安値切り上げの上昇トレンドから一転、最高値を付けた安値の押し安値を割ってきています。
ですので方向は下方向に優位性があります。
日足
次に日足ですが
週足よりも明確に安値更新・高値切り下げの「下降トレンド」を形成しています。
現在は安値更新してすこし上昇してきていますが、下方向に優位性があります。
従ってここで上昇してるからと言って買いでポジションをを持つと逆行してくるリスクがあります。
4時間足
では4時間足も下降トレンドかというと
4時間足では高値更新・安値切り上げから一気にレートを下げて安値更新・高値を切り下げましたが、現状は安値切り上げなき・高値更新となっています。
従ってダウ理論的には上方向に優位性がありますが、前回高値に抑えられているようにレートは下げていますので少し優位性が乏しい状況でレンジ相場とも言えます。
1時間足
1時間足では4時間足より明確に高値更新・安値切り上げの上昇トレンドです。
上方向に優位性があることが分かります。従って現在レートは下げてきていますが、高値を切り下げない限りは上昇することが予想できます。
15分足
最後に15分足です。
15分足では押し安値を明確に割ってきて、安値更新・高値切り下げの下降トレンドとなっています。方向は下方向に優位性があります。
各足の方向性のまとめ
各足の方向、トレンドを確認してきました。
まとめると
- 週足
-
下方向
- 日足
-
下方向
- 4時間足
-
上方向(レンジ気味)
- 1時間足
-
上方向
- 15分足
-
下方向
このようになります。
現状の内容を踏まえると15分足が下方向だからと言って売りでポジションを持つと、1時間足ではまだ安値更新していないため上昇するリスクがあります。
とはいえここで買いでポジションをもつと、1時間で高値更新したとしても4時間の前回高値を更新できず日足・週足の方向に切り返されるリスクが伴います。
このように長期的な方向性を確認しながら短期的にトレードが可能かを見極めることが必要です。
この複数足のトレンドを確認してトレード分析することを「マルチタイムフレーム分析」といいます。
マルチタイムフレーム分析に関してのエントリー方法などは別記事で解説します。
環境認識の重要ポイント
環境認識で確認するべき重要なポイントは2つあります。
- 上位足の抵抗ラインの確認
- ファンダメンタルズの確認
上位足の抵抗ラインの確認
先ほどの4時間足チャートでも少し見られましたが、上位足の抵抗ラインが付近にある場合はエントリー方向を見極める必要があります。
下記の4時間チャートに日足の抵抗ラインを引くと
4時間・1時間では上昇トレンドですが現状の高値を更新したとしても日足では下降トレンド中であり、さらには直上には日足の抵抗ラインが確認できます。
事実日足では下降チャネルも引ける下降トレンドで
矢印のように抵抗ラインに抑えられて下降していく可能性が考えられます。
このような状況で4時間足・1時間足レベルでの押し目を狙って買いポジションを持つと
初動で買いポジションを持っているトレーダーの日足抵抗ライン際での売り決済や、レートが上げれば売りたい日足トレーダーの新規の売り注文で高値更新できずにすぐに損切になってしまうのです。
ですので、重要なポイントとして現状の短期足でのエントリーを考えている付近に「長期足の反対勢力の有無」の確認を行いトレードすべきなのです。
ファンダメンタルズの確認
ファンダメンタルズとは、経済指標や要人発言などのイベントのことを言います。このイベントのスケジュールを把握していないとレートが激しく動いたりと、思わぬ損失になります。
直近では日銀の金利発表でものの数時間で7円も円高に進むことがありました。pips数でいうと700pipsです。
こんなときに買いでポジションを持って損切を設定していないとなると大損失です。ですので必ずトレードする日時にイベントが無いのかを確認するようにしてください。
ファンダメンタルズを利用してトレードすると大きな損失を被る可能性もありますが、逆の利益を生む場合ももちろんあります。
とはいえそれはトレードではなく「ギャンブル」。
長期的に資金を増やしていきたいなら絶対にしないことをおすすめします。
環境認識を身に付ける方法
環境認識は一朝一夕で身に付くものではありません。それこそ毎日チャートを確認して、週足から15分足などの短期足までの方向性を確認すること習慣化することが必要です。
しかし毎日チャートをみてもトレードには結びつかないため、やはり実践が必要です。
何事も失敗しなければ改善がないようにトレードしなければ上手くなりません。
そのためには
右端の見えないチャートで
繰り返しトレードを行う事が重要です。
過去のチャートを見て上位足から環境認識してトレード練習する方がいますが、まったくといってスキル向上につながりません。
言い換えれば「サッカーの試合の映像を見まくって、サッカーが上手くなると思うこと」と同じ行為です。
FXの練習を行う際はかならず「右端が分からないチャート」で行うようにしてください。
方法は以下の2パターンあります。
- デモトレードでトレードする
- 検証ソフトを使ってトレードする
デモトレードで練習
デモトレードは言わずもがな仮想資金を使ってトレードが出来る方法です。
そのため、環境認識をしてトレードしたい方向に「ノーリスク」でトレードが可能です。間違っていれば次のトレードに反映させて身に付けていけば良いのです。
ただしデモトレードにはデメリットがあります。
それは
「リアルトレードと同じ時間を要する」
ということです。
時間は有限ですので、スキルが身に付くまでにかなりの時間を無駄にしてしまうことを理解しなければいけません。
最短・最速でトレードを上達するには圧倒的なトレード練習ができる「検証ソフト」を使うことをおすすめします。
検証ソフトで練習
検証ソフトは過去検証やトレードの手法を確立させるために使用するソフトです。
無料から有料のものまでがありますが、無料のものは海外ソフトが主流でかなり操作性も悪く効率が悪くなるのでおすすめしません。
「有料ソフトは購入したくない」
と思う方が大半ですが有料検証ソフトには素晴らしいメリットがあります。
それは
「早送り機能」
です。
この機能があるおかけでトレードしたいポイントまで早送りができるので、デモトレードのようにリアルタイムを使ってトレードをすることもありません。
数時間で何か月分のトレードをすることが可能になります。それを数か月継続すれば数十年分のトレード経験が積めるわけです。
詳しくは下記の記事で解説していますのでご覧ください。
まとめ:環境認識は勝つためのスキル
FXの環境認識ができるようになるとトレードで安定的に勝てるようになります。それほどに環境認識はトレードスキルの根幹といってもいいと思います。
そのためには地道に練習と訓練はしないといけません。
ただ
「FXで絶対に夢を掴みたい!」
と参入してきたあなたです。
地道なこともコツコツと行動し
必ず1割の勝てるトレーダーになれると信じています。
では次の記事でトレンドの確認方法「移動平均線」を習得していきましょう!
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