【資金管理は必勝法】FXのロット数の決め方とは | 正しい決め方と計算方法を徹底解説

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こんにちは!kojirouです!

  • ポジションを持つときのLot数が分からない。
  • チャンスと思ったらロットを上げるべき?
  • おすすめのロット数はあるの?

などの疑問を解決します。

トレードをする際に必ず決めなければいけないロット数。ですがあまり少なすぎるとせっかく伸びたポジションも利益が少ない結果に。

とはいえLot数を上げるといざ伸びた際に、すぐに利益確定してしまい結局微益で終わってしまいます

この記事ではロット数の上げ方や逆行してきた際の損失の抑え方など、正しい資金管理スキルを解説していきます。

本記事を読めば正しいポイントで正しいロット数でトレードすることが出来るようになり、メンタル面も安定させることが可能です

記事の内容

正しいロット数の決め方

正しいロット数の決め方は以下の3つです。

  1. 自己資金量から損失額を決める
  2. ロスカットまでの距離を測る
  3. ロット数を計算する

1.自己資金量から損失額を決める

まずは自分が持つ資金量から1度のトレードで失ってもいい損失額を決めます。

これを「許容損失額」と言います。

いわば取引コストです。ビジネスでも同じように利益を得るには仕入れコストが発生します。

最悪仕入れて売れなくて在庫として残っても、破産しない仕入れコストを決めます。

例えば自己資金量が10万円だったして、1度のトレードで2万円失うようなトレードをすると「たった5回」の負けで撤退です。

10万円のうちの2万円なので1度の許容損失額は20%です。この割合を決めていきます。

おすすめは「2%ルール」です。

このように割合を決めてトレードすることを「資金管理」といい

手法よりも重要です。

1度のトレードで2%ということは

10万÷2%=2,000円

となりますので最大50回まで連続で負けても耐えれます。

もう少しリスクを取って利益を得たいという方は2%を5%まで上げても良いと思いますが、当然ながら破産率も上がります。

逆に慎重に利益を積み上げたい方は1%ほどまで落としても良いでしょう。

2.ロスカット(損切ライン)までの距離を測る

次にエントリーする前のロスカットラインまでの距離(pips数)を測ります。

下記のチャートで高値抜けからエントリーするとなると

ロスカットまでの位置までは30pipsです。

そもそも損切を決めていないトレーダーはロット数も決めれないので、損切しないトレーダーは感情でロットを決めているに過ぎません。

もっと言い換えれば「ロット数は損切ラインが無ければ決めれない」とも言えます。

3.Lot数を計算する

先ほど測った30pipsを失っても良い許容損失額に変えていきます

この30pipsを計算式に当てはめてロット数にすると

自己資金×〇%÷損切幅(pips数)÷100円

※クロス円の場合(ドル円)

となります。

当てはめると

10万円×2%÷30pips÷100

となり0.67(0.666…)万通貨となります。

取引口座が1万通貨ならLot数は0.67Lotになり、海外口座のように10万通貨なら0.067Lotになります。

ただ毎回エントリーするたびに計算していては、エントリーが遅れてしまいます。

エクセルで簡単に計算する表を作成しましたので良ければ下記からダウンロードして使用してください

自分自身で作成したいのであれば、インターネットで作成方法があるので調べてみてもいいですね。

間違ったロット数の決め方

間違ったLot数の決め方は以下の内容です。当てはまったら危ないですよ。

  • 大きく利益が欲しいから上げる
  • 負けた損失を取り戻せるLot数にする
  • チャンスだと思いLot数を上げる

大きく利益が欲しいから上げる

初心者トレーダーがよくやってしまう内容です。

はじめは小ロットでトレードしていますが、次第に利益が欲しくなりロット数を上げてしまいます

トレード技術が伴わないうちにロットを上げることで破産し退場する確率が高くなります。

負けた損失を取り戻せるLot数にする

1ロットで20pips負けた次に2ロットで10pips取り戻そうとする。2ロットで20pips負けると4ロットで10pips取り戻そうとするといった具合に感情的になりロット数をどんどん上げてしまいます。

結論Lot数をこのように自分都合で上げている時点で負けです。

相場は自分自身で動かせるものではないので、もはややっていることはギャンブルトレードと言えますね。

チャンスだと思いロット数を上げる

「今がチャンスだ!」そう思いロット数を上げてトレードしてしまう。

結論チャンス場なんてものはありません。分かっていればフルレバレッジをかけて1度で一攫千金です。そのように相場をとらえること自体が負ける要因です。

おすすめのロット数はリスクリワードで決める

おすすめのロット数の決め方は以下の通りです。

  • 基本は2%ルールでトレード
  • リスクリワードを確認
  • ロット数を確定する

基本は2%ルールでトレード

基本は2%ルールでトレードを考えます。下記のチャートでは前述したように資金が10万円なら0.67ロットでエントリーを考えます。もし逆行してきて損切になったとしても2,000円の損失です。

リスクリワードを確認

次に想定できるリワードを確認します。下記のチャートだと直上にレジスタンスラインがあり、上値が抑えられることが予想されます。

従って抵抗ライン際で決済したとして。リスクリワードは1:1。2,000円支払っても2,000円の利益になるかという場面です。

ロット数を確定させる

リスクリワードが1:1のエントリーは結論「勝率が50%以上必要」になります。10回取引したとして1回負けると2,000円の損失。

勝率50%になると5回勝ち、5回の負けです。

損失額1万円、利益額1万円になる訳ですが、1:1で同じなので負けると次の取引で勝たなければいけない計算になります。

このようなエントリーでは、勝てたとしても勝率が高くないといけないので極力Lot数は減少させる方が無難です。

エントリー自体見送ってもいいですが、トレンドフォローする上で抵抗ラインを抜けて伸びる可能性があるのであれば、リスクを取って1%に許容損失額を減少させてエントリーすることも1つの方法です。

バルサラの破産確率

バルサラの破産確率とは数学者の「ナウザー・バルサラ」が考え出した理論で、トレードの勝率などにより最終的に破産してしまう確率を表したものです。この理論は3つの条件から成り立ちます。

  • 勝率
  • リスクリワード
  • 許容損失の割合

この全てを表に表したものが「バルサラの破産確率表」です。

損益率がリスクリワードです。

1:1の50%であれば破産確率は100%。1度でも負ければ勝たなければいけないリワードでは勝ち残れないということです。

因みに10万円で2%でトレードした場合(損切幅は同じ想定)

勝敗証拠金許容損失額(2%)利益/損失
勝ち100,0002,000102,000
負け102,0002,04099,960
負け99,9601,99997,961
勝ち97,9611,95999,920
勝ち99,9201,998101,918
勝ち101,9182,038103,956
負け103,9562,079101,877
勝ち101,8772,038103,915
負け103,9152,078101,837
負け101,8372,03699,801

少しずつですが資金は減少していきます。従って資金率が2%でトレードするなら勝率は60%以上必要か、50%の勝率であればリワードは1以上必要です。

とはいえ上記の表はざっくりと損益率を記載していますので、リワードが1.2などの細かいところで勝率50%になると破産率は限りなく0に近づいたりと少しのリワードの変化で大きく変わります。

あくまでも目安として考え資金管理をしていくことに意味があります。自分の許容損失額が何%で、それによるリワードは最低どれくらい必要かなどを知ることが大切です。

まとめ:手法にこだわりすぎると必ず負ける

Lot数はトレードで大切な資金管理スキルです。適当に決めているということは手法や感情で決めているということ。

本当にトレードで大事なことは「手法ではなく資金管理スキル」ともいえるぐらいの重要な内容です。

トレーダーが決められるのは許容損失額だけ

リワードは決められず「ここまで伸びるだろう」「これぐらいとれるだろう」で大きくロット数を張ると、かならずマーケットからの退場を余儀なくされます。

資金管理スキルという自分で決められる唯一の武器と、優位性の2つを使ってトレードで勝ち残っていきましょうね!

では次は優位性の強い「プライスアクション」を学んでいきましょう!

準備中

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